カキ氷食べたい!

エアコンはカキ氷だ!

 

って、ついに暑さで頭がやられたか!(元から?)

いや、別に私が言ったわけではありません。

普段取引している電材屋さんが言ってました。

 

言い得て妙というか、なかなか説得力があるなぁと思いました。

 

「暑っっっつ!!カキ氷、カキ氷、今すぐっ!」

って、私なんかはすぐにこうなります。

一体、昨年のいまごろ何を学んだんだか。忍耐力の欠如ですね。

 

「今年の夏は猛暑になりそうだ。もう5月だし、カキ氷機の準備でもしようか。」

「今日は暑いなぁ、よし!一週間後の日曜日にカキ氷を食べに行こう!」

「えっ!混雑?品切れ?よし!今年はパピコで乗り切ってカキ氷は来年!」(これはこれでありかも!!)

 

↑なんて変な人見たことないですよね。

「暑っっっつ!!カキ氷、カキ氷、今すぐっ!」てな感じになるわけです。

エアコンの需要も同じようなもんだってことです。

 

事実、スーパーのアイス用冷ケースはガラガラでした。冷凍餃子なんかおかずにアイスを拡張したらいいのに。

(おおっ!ダブルミーニングだ!)

 

ここまで読んで頂いて

「エアコンはカキ氷だ!」

の意味がお分かり頂けたでしょうか?

つまり特需というのは突然やっては来ますが、決して予測できないものではないということです。このことを考慮に入れるのがマーケティングということだと思います。

 

「ええっ!夏ってカキ氷売れるの??」

なんて言って、いまごろ機械整備やシロップの準備をしている氷屋さんはどうでしょうか?

大変残念な感じがしますし、何よりも大事な商売の機会を逸してしまっています。

そう、仕事は常に"こおり"つ的に行なわなければならないのです。

 

商売をなさっている皆さんにとって頭痛が痛い点は、売上に対する原価の占める割合(原価率)ではないでしょうか?

この原価率を下げることは利益に直結しますので、ぜひ頑張りたいところです。

とはいえ、何にでも適正原価というものがあり、下げすぎることによって品質や安全性に問題が生じますのでお勧めできません。

よく聞く建設材料の間引きや中国製食品の使用などはこれに当たります。

 

ちなみにカキ氷の原価は、なんと、驚きの12%

300円のものだと、264円も利益が出ることになります。

氷菓子と高利貸しはボロ儲けとはよく言ったものです。

ただ、この12%というのはもしかしたら、原価ではなく原材料費なのかもしれません。ほかに人件費とか電気代とかかかってくるでしょうから。

こんな失礼なことを言うと氷屋さんに怒られてしまいます。

「そんなに甘いものじゃありませんよ!」

 

安全性を維持しつつカキ氷のコストをもっと下げる方法はないか!私なりに考えてみました。

・氷を削らない

・そもそも最初から凍らせない

・シロップを薄める。ただの水をかける。

だいぶコストカットになりました。なんせグラスに水を入れて出せばいいだけですから。

 

 

「エアコンはカキ氷だ!」

この表現方法を隠喩といいまして、ある事物がもう一方と同一であるかのように述べて,一方の持つある特質を他方に付する、そんな役割をします。

「……のようだ」とか,「……のごとく」といった表現方法を直喩といいますが、今回用いた隠喩の方がずっと迫力があります。事あるごとに用いてはいかがでしょうか。

結構身の回りで使われていますので探してみるのも面白いかも。

「時は金なり」

吾輩は猫である

いや、後者は隠喩でもなんでもなく本当に猫なんですけどね。

 

最後に氷つながりで、

氷の貴公子こと羽生さんが国民栄誉賞を授賞されました。若いのに立派なことです。

見習える点がたくさんある立派な方だと思います。

特にあの一流の滑りは…

えと、やっぱりやめときます。

 

失念していましたが将棋の羽生さんも今年2月に受賞していたんですね。

 

あとでネタにしよう…。

 

本日もお読み頂きありがとうございます。